2011

January 14 - February 12 _ the Center for Creative Communications / Shizuoka


展示風景をみる





―作家のつくりだす作品とは、《もう一つの場所》に我々を立たせるための装置であるー

もう一つの場所を想起させる作品群が私たちに示すこと、それは、 あなたは、いま、まさにここにいる という体験です。現代社会において、身体感覚以外の 今まさにここにいる 実感を得ることは、ますます少なくなりつつあるのではないでしょうか。

そのような状況下での美術の必要性とは、―我々はどこにいるのか、ここはどこなのか―という問いについて考える機会を設けることにあります。 本展覧会では、現実の世界と二重になっているもうひとつの世界のありようを捉え、それが現代の美術ではどのような方法論によってかたちとなるのかを提示します。  

企画者/小田原のどか




会場:静岡市クリエーター支援センター 2F ギャラリー

開館時間:10:00-20:30  日曜・祝日休館 入場無料 

出品作家:大久保具視小田原のどか原美湖 (50音順)

主催:静岡市クリエーター支援センター

企画:小田原のどか






関連企画

ギャラリートーク

「私たちになにが起こっているのか、お話します。」

日時:2011年1月21日(金) 18:00-20:00
会場:CCC2Fギャラリー(本展会場)
定員: 20名 (無料/要予約)
内容:映像作家の佐々木友輔氏、美術作家の平嶺林太郎氏をゲストに迎え、「いま、作家が展覧会をつくろ

うとすることについて」を中心に語り合う。
*終了しました。


ゲスト紹介

映像作家:佐々木友輔

1985年神戸生まれ。映像表現を中心にアートプロジェクトや舞台芸術など様々な領域を横断して活動している。2011年2月トーキョーワンダーサイトにて展覧会「Floating View-郊外から生まれるアート-」を企画。主な上映・展示に、イメージフォーラムフェスティバル2003、バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、ロンドン映画祭、平山郁夫賞受賞顕彰展 「デジャメーヴユ 既/未視感」、『夢ばかり、眠りはない』上映(於 UPLINK FACTORY) など。近年は郊外における風景論と手ブレを元にした作品制作に取り組んでいる。東京藝術大学先端芸術表現専攻 博士後期課程在籍。


美術作家:平嶺林太郎

1983年鹿児島県薩摩郡里村(現・薩摩川内市)に生まれる。東京造形大学大学院絵画専攻修了。2004年より続く「『甑島で、つくる。』 KOSHIKI ART EXHIBITION」を主催するKOSHIKI ART PROJECT代表。 2008年、「Mix Up!!」「全員展!!!!!!!!」「食と現代美術 part4」参加。2009年「101 TOKYO Contemporary Art Fair 2009」に参加。同年、「『甑島で、つくる。』 KOSIKI ART EXHIBITION2009」がアサヒ・アート・フェスティバル2009に参加。同年自治体総合フェア2009「第1回活力協働まちづくり推進団体表彰」にてグランプリ受賞。

関連事業 「 ぼくは外にいるね。」


概要:

本プログラムは、スマートフォン(iphone など)や携帯端末向 けに開発されたAR アプリケーション「セ

カイカメラ」を用いたアート プログラムです。

AR(拡張現実)とは、GPS による位置情報をもとにして、携帯端末の 画面上で、現実の景色にその場所

の付加情報=エアタグを重ねて表示する新技術です。


楽しみ方:

セカイカメラを起動し、本展会場から半径2 キロに渡って設置された「↓」のエアタグを探してください。

」エアタグをみつけたら、タッチ!大久保 具視による「 ぼくは外にいるね。」を鑑賞することがで

きます。


セカイカメラ

http://support.sekaicamera.com/ja/








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